能登川町の農薬散布を行いました〜はじめの一歩は「たかが」〜

2022年8月6日 カテゴリー:農薬散布

 こんにちは。夏ってこんなに暑かったでしたっけ? 日が暮れても気温が下がらないので暑さがいっそうこたえます。先日、能登川町の農薬散布を予定通りに完了しました。

 

 この夏は7月29日から8月1日まで4日間(あと11日に残りが少しあるのですが)で垣見、阿弥陀堂、新宮東、躰光寺、川南、長勝寺、種、今、神郷、小川の10地区201.8ヘクタールでした。

 

 

 農薬散布のスタートは視認できるくらい明るくなったとき。夏至に比べると最近はずいぶん日が昇るのが遅くなりましたね。今は4時半くらいではまだ暗いので、だいたい5時に開始していました。

 

 ここ数年でドローンによる農薬散布はわりと見かける風景になってきたように感じます。先述したように、現在では能登川町の多くの地区で散布を任せていただいていますが、数年前にドローンで農薬や除草剤の散布をさせていただけないかというお願いをして回った時は、農家さんもJAさんも半信半疑、というか8割疑いの目。やっぱり慣習を変えることは勇気と決断力が伴いますので躊躇されたのは当然と思います。

 

 じっさいラジコンヘリでの散布は「散布スピードが早い」というメリットがあります。僕の体感としては、散布スピードでいえばドローン2台でラジコンヘリ1台分というところでしょうか。

 

 一方、ドローンによる農薬散布のメリットは「農家さんの負担が少ない」という点です。またヘリでは撒きにくい地形、たとえば市街地で田んぼに住宅が隣接しているような場合。反対に山裾の傾斜地や狭い田なども、繊細な操縦が可能なドローンの長所を活かせる場面だと思います。とはいえ、まあ前者の「農家さんへの負担が少ない」という点がドローンによる農薬散布の最大のメリットではないでしょうか。農家さんは散布に立ち会っていただく必要がありません。

 

「スマート農業」として農林水産省が推進している農業モデルがあります。ざっくり言うと「テクノロジーを取り入れた分業化農業」です。先端技術で賄える作業は省人力化し、空いた時間を熟練の技の継承に使うことができる。ドローンによる農薬散布は、まさに「スマート農業」の入口を体現しているといえます。僕たちはドローンで農薬散布をしており、それは先端技術と言えるかどうか微妙なところかも知れません。しかし世の中を変えていく大きな変化は、何事もたかがそれくらいと感じるようなことからゆっくりと、ではないでしょうか。

 

 つづきます。

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