取材を受けました②〜先達の知識と経験を、次代に伝える土壌をつくる〜

2022年9月10日 カテゴリー:お知らせ,農薬散布

さてさて前回①からの続きです。

 

『取材を受けました①』はこちら

 

総合アウトドアスポーツブランド「モンベル」が主催する「SEA TO SUMMIT(シー トゥー サミット)」。全国12ヶ所で行われる中、ここ東近江市も会場のひとつになっています。

 

東近江市でのコースは、能登川水車とカヌーランドをスタートし、愛知川沿いを自転車で遡上、ゴールは竜ケ岳山頂です。

 

琵琶湖から竜ケ岳まで、東近江の豊かな大地を堪能できるコース設計。雲になった気分で楽しんで。

 

のっけから、こんなことを書いているのは、この「シー トゥー サミット」のコースが、近畿最大の一大穀倉地帯である東近江の豊かな土地を堪能できる、絶妙な設計になっているからなんです。このコースを考えた人はわかってますね。

 

自然環境や歴史・文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その土地の価値を共有し、保全につなげる仕組みを「エコツーリズム」といいます。この「シー トゥー サミット」は、旅行者に東近江市の魅力を存分に味わってもらえる「エコツーリズム」の良いモデルと言うことができると思います。

 

東近江市在住の方も、ぜひ一度このコースを散策してみてください。地元であるだけに、その魅力に気がつかない、なんてことはよくある話です。「灯台下暗し」という言葉が残っていることからも良くお分かりになると思います。

 

まずは市民がツーリストの目線に立ち、土地の魅力に気づくことができれば、その土地はもっとよくなると思いますね。ちょっと偉そうなことを言ってしまいました。すいません。

 

一方で、広大な耕地面積をもつがゆえの、後継者不足という問題があります。もちろん、高齢化による人材の不足は日本全体の問題です。ドローンによる農薬散布は、スマート農業の入り口にすぎませんが、農家さんの負担を少しでも減らすことができるのは事実です。

 

ドローンによる大豆への農薬散布。

「ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化を推進する農業」と定義されるスマート農業の本質は「先達の知識と経験を次代に伝えること」だと、僕は思っています。そのためにまずやらなくてはいけないのは、有り体に言えば「仕事量に見合った報酬がある」環境づくりではないでしょうか。内容がどれだけ魅力的であっても、働く環境や福利厚生、そして報酬が仕事量に見合っていなければ人材は集まらないでしょう。

 

書いていて思いましたが、このことは農業だけの問題ではありません。保育士や介護士、職人、果ては官僚まで、重要な職業に優秀な人材が集まらなくなっている、いわば国の病です。

 

ドローンで出来ることをドローン行い、農家さん仕事を少しでも減らすことができれば「不可抗力の引退」に歯止めをかける要因の一つになることはできると考えています。そしてそれこそネクストスカイのミッションである「ドローンで人を元気にする」ということだと思うのです。

 

インタビューでは、そのようなことを話しました。農業やドローン、地域の未来などの話になると、ついつい熱くなってしまいます。

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