大中の牛舎の遮熱塗装を行いました①〜近江牛の中心で、近江牛の未来を変える〜

2022年10月1日 カテゴリー:牛舎,遮熱塗装

ありがたいことに、8月は毎日のように牛舎の遮熱塗装を行っていました。今年から始めたようなものですので、試し試しということもあって、テストも兼ねてドローンを飛ばしたのが、6月だったかな? おかげさまで好評を得まして、たくさんの畜産農家様にオーダーをいただきました

 

一回の施工で3年ほど、遮熱効果が持続するはずです。断定できないのは、まだ3年経過したモデルがないためです。とはいえ、塗料のデータから考えると、3年はもつだろうと思います。

 

施工後の屋根は真っ白になる。昔は石灰などを屋根にまぶすこともあったらしいが、最近はほとんど見ないところを見ると、効果のほどは推して知るべし。

 

それはそれとして、遮熱塗装を施した屋根と、そうでない屋根を比較すると、屋根の真裏の温度が15度も違います。風速1m/sで体感温度は1度下がりますので、15度の差というと、風速15m/sの風を牛舎に吹かせている、みたいなもんですね。ちなみに風速15m/sといえば風に向かって歩けない、台風の時のような風の強さです。

 

あるいは、標高が100m上がるごとに、気温は1度下がります。それを基準にすると、屋根一枚をはさんで、海抜0mと標高1500mの差があるということもできます。

 

じっさいの牛舎は、屋根の下にロフトのような空間があり、牛がいるのはさらにその下で、だいたい6度前後、涼しくなっていました

 

15度という数字を上述してしまった手前、インパクトは薄れてしまうのですが、働いておられる職員さんの言葉をかりると、「全然違うやん」ということでした。

 

僕も施工後の牛舎に入ると、涼しいと感じました。それでも、全然違うと現場の方から直接感想をいただけると、なんというか自信になりますよね。とても嬉しいですし、提案して良かったなと思います。

 

ネクストスカイのモットーは「ドローンで人を元気にする」です。お客様の喜びの声は、モチベーションをぐっとあげてくれますね。

 

牛のための遮熱塗装。そちらの方はどうかというと、牛の健康状態にも大変いい結果が出ています

 

この夏、集中的に遮熱塗装に入ったのは、近江牛の総本山である「大中(だいなか)」です。滋賀県には、約90戸の近江牛の肥育農家があると言われますが、そのうち35戸が大中に集中しています。大中は、まさに近江牛生産の中心なんですね。ともかく。

 

じつは、大中で遮熱塗料の事業を本格的にスタートする前、兵庫県の三田市の牛舎で実験的に施工させてもらっていました。

 

ここ数年、夏の暑さが厳しくなってきており、暑さのために牛が餌を食べず、結果的に肉の質が落ちるということが問題になっていたそうです。ひどい時には、暑さで牛が死亡してしまうということもあるとのこと。

 

遮熱塗装を行った三田市の牛舎さんの感想は、以下の動画でご覧いただけます。要約すると「夏の盛りでも食欲が落ちなかった」とおっしゃっていました。結果、その年は表彰された牛が三頭もあったのだとか。

 

先駆けて、遮熱塗装をさせていただいた兵庫県三田市の『春日牧場』の春日さんのインタビューはこちら。

 

僕は、わりと本気で、この事業が近江牛の未来を変えると思っています。

 

つづきます。

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