ネクストスカイの歩み④

〜ドローンで鳥獣害対策〜

 

2019年の晩秋から2020年の春にかけて、野生動物による被害をドローンでなんとかできないかと考え、じっさいに地域にも協力してもらって実地での駆除演習も行いました。結果としては、うまくいかなかったです。

 

当時の様子はこちら↓

 

ドローン鳥獣害なら滋賀県東近江市のネクストスカイへご相談を!

 

滋賀県 鳥獣害にドローン活用を!

 

鳥獣害アドバイザーって何⁉️

 

ドローンでイノシシの行動範囲を撮影!

 

ドローンで鳥獣害対策!猪にドローン攻撃!

 

鳥獣害対策をドローンで解決することが難しいと感じた、いちばん大きな理由は、鳥獣害対策を解決するには、対象の野生動物をその周辺から移動させるだけではなんの解決にもならないということに気づいたからです。

 

現在被害が多発しているA集落から獣を追い払ったとしても、獣は周辺のB集落やC集落に移動して、そこでまた新たな被害が生まれます。A集落の獣害は減りますが、問題が他所に移動しただけです。これではなんの解決にもなっていないですよね。そしてB集落で「駆除」を行い、次にC集落で「駆除」を行い…。まさに「いたちごっこ」。

 

 

本来? のすみかかどうかはわかりませんが、山にすみかを移してくれれば、とも思ったのですが、それは追い払う側の都合の良い考えで、獣としても山に棲んでヒトという天敵に出会わず、飢えずに暮らすことができれば、わざわざ危険を侵して人里に立ち入るなんてことはせず、山で暮らすほうを選びますよね。「生きる」ということにかけてはヒトよりも頭がいいのは野生動物なので、命の危険を犯すからには相応のメリットがなければいけません。

 

つまり危険の少ない山に住めない理由があるからこそ、相対的に危険度が高い人里ちかくに棲むわけです。なので最終的な解決は、やはり捕獲しかないのだと思いました。捕獲した獣をせめてヒトにとって有効に活用することが、勝手な話ですが最善なのだと思います。

 

生きることは他者の犠牲の上に成り立っているので、生きることは本質的に自分勝手なことなのです。それは動物の肉を食べないベジタリアンであっても、より厳しい掟を守るヴィーガンであっても同じです。対象が動物であれ、植物であれ命を食して自分の生命を維持していることに変わりはありません。この世界にある命に大小はなく、貴賤もなく、優劣もないのだから、動物の命であれ、植物の命であれ、命をいただくことは同じではないでしょうか。

 

だからこの獣害問題を解決するには、捕獲した野生動物を活用できる「場」を整備する必要がある。つまり獣害問題は被害に遭われているその集落だけで解決するべき問題ではなく、抽象的ですが「みんな」で取り組まなければいけないという思いに至りました。

 

 

この鳥獣害対策の試行錯誤を、全国農業協同組合連合会福岡県本部「JA全農ふくれん」の機関誌『福岡の果樹』に寄稿したのは思い出です。ドローンでネクストスカイが何をするべきか、この辺りから方向性が定まってきたように思います。

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