取材を受けました③

高齢者が高齢者であることを活かせる仕組み〜

 

2022年の9月頃、能登川町に配布される冊子の記者から取材を受けたことをブログに書きました。当初11月ごろに配布と聞いていたので楽しみに待っていたのですが、最終的に2月に配布されることが決まったみたいです。

 

取材を受けたときのブログこちら

 

取材を受けました①

 

取材を受けました②

 

まあそれはともかく。一連の事情を知ったのは、ネクストスカイの記事が掲載されないことになったという連絡を受けたからなんです。それなら、ということで、ネクストスカイのブログで紹介させてもらうことになりました。

 

掲載される予定だったページをそのまま載せますが、読みにくいと思うので、以下に全文を記載します。

 

 

 鈴鹿山脈に雲があたって雨が降り、水が集まって湧き出て川になった。川は豊富な水を野に運び、大地を肥沃にした。

 その川は愛知川といって愛知川の流域の街が東近江市と呼ばれている。

 このような恵まれた土地だから、農作物を育てるのに適している。私も聞いて驚いたが、じつは東近江市の耕地面積は近畿最大である。

 能登川駅前にある自宅からでも、鈴鹿山脈から琵琶湖に向かって緩やかに傾斜しているのがわかる。土地が繖山から見れば広い平野が広がっている。日野から蒲生、布引の丘を越えて愛東、湖東に走れば美しい田園風景とダイナミックな地形の変化を堪能できる。耕地面積がとても広いのは感覚でわかっていた。

 東近江市が一大穀倉地帯であることを教えてくれたのは、ネクストスカイの代表木村浩史さん。能登川を拠点に、農薬散布や牛舎の遮熱塗装、空撮などドローンを活用した事業を展開する。

「ドローンを使った農薬散布も、最近ではよく見かける光景になってきましたよね。3年前から能登川を中心に農薬散布をさせてもらっていて、年々散布面積が広がっています。感じるのは農業をされる方の人口がどんどん少なくなっているということ。僕には米や大豆づくりを一緒に行う大先輩方がいるんですが、そこでも作付け面積が年を追うごとに増えている。どういうことかというと、もう年だからやめる方が増えているんです」

 

ドローンで負担を軽減

スマート農業の入り口

 

 広大な農地を維持していくには「人」がどうしても必要になる。しかし農業従事者の減少は深刻だ。農林水産省が基本政策のひとつとして推し進める「スマート農業」は「ロボット技術や情報通信技術を活用して、超省力かつ高品質な農産物の生産を目指す新しい農業」。ドローンを使った農薬散布は、スマート農業の入口を体感するのにちょうどいいと木村さんは言う。

「ドローンによる農薬散布のメリットは、農家さんの手間を省けるという点がもっとも大きいと思います。農家さんは農薬散布に参加しなくていい。他には、山がちの土地、狭い土地などこれまで人の手でしか散布できなかった土地もドローンなら入れるという点でも省力化を実感してもらえます。農家さんに限らず、高齢化が問題になっていますが、培ってきた経験や技術は、人が人に教わることでしか受け継げない部分もある。重労働を技術力でカバーすることができるなら、そういった繊細な部分を伝えることができる重要な人材の「不可抗力の引退」を防ぐことができるのではないか。僕はそのように期待しています」

 

高齢化により失われていく経験や技術、知識を、何もせずただ見ているのはもったいない。だからそのような重要な人材をプールできるような仕組みを作りたいと考えています。人材のプールなんていうと大げさですが、シンプルに言えば地元の高齢者との繋がりが切れないように、意識するということです。

 

いまは超高齢社会なので、高齢者が活き活きと毎日を楽しんで過ごせるような社会にしないとおもしろくないじゃないですか。高齢者を参加させて楽しい何か。高齢者が高齢者であることを活かしてできる事業を考えています。

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